たばる針灸整骨院の交通事故治療

交通事故の治療

当院では、交通事故にあわれた患者様には、特別に事故専門の施術者を担当につけることができます。

事故専門の施術者とは?

事故で発生すると思われる疾患(骨折・捻挫・打撲・むち打ち、その他の不定愁訴)の治療だけでなく、保険会社への対応や慰謝料や示談の進め方など事故のあらゆる場面にも対応できることができるエキスパートです。

むち打ち症とは?

交通事故によるむち打ち症状イメージ

その名の通り、交通事故時(特に追突)に重い頭部が強い衝撃や不意の衝撃を受けたことによりあたかも鞭を振ったように頚部を支点として体幹と別々に動き背骨がしなった状態となり、それにより様々な症状が出現することを言います。
それぞれ大きく以下のようにわけることができます。

□頸椎捻挫型
頚椎の周りの筋肉や靭帯、軟部組織の損傷で最も多くみられむちうち症全体の70~80%を占めているとされています。

□根症状型
頚椎のならびに歪みが出来ると、神経が圧迫されて症状がでます。

□バレ・リュー型
頚椎に沿って走っている椎骨動脈の血流が低下し、 頭痛・めまい・耳鳴り・吐き気などの症状が現れると考えられています。

□脊髄症状型
頚椎の脊柱管を通る脊髄が傷ついたり、下肢に伸びている神経が損傷されて、下肢のしびれや知覚異常が起こり、歩行障害が現れるようになります。

□脳髄液減少症
一時的に髄液圧が急上昇しその圧が下方に伝わって腰椎の神経根にもっとも強い圧がかかりクモ膜が裂けると考えられています。脳脊髄液減少症の症状はきわめて多彩で、いわゆる不定愁訴がそれに相当します。
もし事故に遭遇した場合の手続きは?

交通事故治療の流れ

【1】事故発生時

交通事故が起きたら電話をする
事故が発生した場合まずは警察と加害者の保険会社への連絡をして下さい。
被害者ご自身も自動車保険等に加入している場合には、ご自身の保険会社への連絡も必要です。
警察への連絡を怠りますと、事故そのものを証明できなくなってしまうケースがあります。
事故証明書は保険手続き上、必ず必要となります。

【2】診断書の発行

医師の診断書
交通事故に遭われて怪我をしている場合、まずは総合病院や外科・整形外科などを受診し診断書を発行してもらって下さい。
その際、診断書に自分が怪我をした部分のことが正しく正確に記載されているか確認してください。
例えば、首と肩と手首を負傷しているにも係わらず、首のことしか診断書に記載されていなかったりした場合、後々患者様の治療をする際に不利に働いたり、再度その病院に行っていただく必要が出る場合があります。

【3】所轄警察署への届出

警察への届け出
事故発生場所の所轄警察署へ行き、人身事故扱いにしてもらってください。
これをしないとその交通事故は物損のみの事故扱いになってしまう場合があります。

【4】保険会社への連絡


加害者の加入している保険会社へ連絡し、人身事故の担当者に当院に通院する旨をお伝え下さい。

【5】当院へ


当院へご連絡下さい。当院から保険会社へ連絡し、治療開始となります。
※ご不明な点がありましたら、まずは何をしたらいいのか当院にご相談下さい。
専門スタッフが分かりやすくご説明いたします。

むち打ちなった場合の保険保障

交通事故での受診は、自賠責保険・任意保険が適用になりますので、基本的に患者負担はありません(通院を対象とした説明です)。

■治療関係費

治療にかかった費用及び診断書代

■交通費

通院に際しての交通費
(公共交通機関かタクシー、有料駐車場、自家用車のガソリン代)

■休業損害

労働で得られていたはずの収入。
自賠責では5,700円/日。
通勤災害等の特別給付は一部負担がある場合は、残存の補償 。
主婦や失業中の方は賃金センサス等の計算となり、子供や学生で(アルバイト)をしていない方は休業損害の対象外となります。

■慰謝料

現在4,200円/日、この金額は自動車賠償責任保険(自賠責)に基づき各保険会社が立て替え払いをします。
※任意保険は日弁連交通事故相談センターによる入通院慰謝料表により算出されます。

■後遺障害慰謝料

1級は4千万円、最下級の14級は75万円です。
他覚的所見の乏しいむち打ち損傷は後遺障害の認定の対象外となることが一般的です。
※例外
加害者が無保険やひき逃げの場合は政府の保障事業制度があり、加害者に代わり、政府が被害者に保障をします。
基本的に健康保険は使用しませんが、健康保険組合に対し、第三者行為による届出を行えば保険証を使用する場合もあります。
交通事故に遭われ被害者となられた場合は、冷静かつ迅速に対応しなければなりません。
症状もないからとその場で解決してしまうと翌日や翌々日に場合によっては1週間後に症状が出たりすることがあります。

最後に

まずはお近くの医療機関に受診しましょう。
また、治療に関しては、何処で治療を受けるかは被害者となられた患者さんに選択する権利はあります。
保険会社さんが決めるものでも我々整骨院が決めるものでもありません。
より自分にあった治療で事故に詳しい施術所で行うことが望ましいのです。
そして、出来るだけ事故に遭われる前の状態を取り戻せるよう治療を続けることが第一だと当院は考えています。